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5.242013
歯の色 記録
前回、照明を変えた記事でしたので、その関連です。
歯の色は、その場の光源により大きく変化して見えます。
どういった形で記録するか、どう伝えるか難しいことがあります。
記録する方法は、カメラで写真を撮ることなのですが、
少しだけ特殊な道具が必要になります。
口腔内写真撮影用のカメラ
リングフラッシュや、丁度良い焦点距離のマクロレンズを
用意することを考えると一眼レフが必要です。
ファインダーの見やすさを考えると上位機種が良いですが、
重くなりすぎると女性スタッフが撮影する場合はきついので、
機種選択に迷うところです。
レンズは単焦点で、もちろんマクロレンズ。
レンズの焦点距離により、正面観の写り方がかなり違うのですが、
撮影する距離の制約やフラッシュの関係で、選択できるレンズは絞れてきます。
フラッシュは、リングフラッシュもしくはサイド。
今現在は、ニッシンのものに落ち着いています。
現在は2機種。
キャノン、ニコンの違い、レンズの焦点距離で使い分け。
そして、モニターは、ある程度デジタル画像の色を忠実に見れるように、EIZO。
大きく写して、歯の形態や色をどうするか検討しています。
あとは、実際に歯を見る時に使うライト
歯の色を見るためだけに作られたライトです。
他は何の役にもたちません。
暗がりでもそれほど明るくないし。
ミラー
滅菌後、保温器に入れて、口腔内で曇らないようにしています。
当然使用後滅菌が必要なので、それなりの枚数用意しています。
1枚1万円以上するので、取り扱い注意!
長くなりました。
大きなカメラを向けられて、お口を大きく開けさせられて、
パシャパシャと撮られるのは、嫌だと思います。
撮影した写真は、患者様の記録、説明用、
技工士さんへの伝達のためのみに使用しています。
どうしても必要なものですので、ご協力下さい。
ム