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先週末の勉強 2017/3

土曜日はセミナーがあったので博多へ行きました。

息子からどんな電車に乗ったか写真を撮ってねと言われていました。
あとで見せれば良いと思っていたのですが、本人は連絡を心待ちにしていたらしく、ご立腹。
とりあえず、撮っておいた写真

こんな見栄えのしない写真でも本人は嬉しいらしいです。
時刻表と列車の車種を照らし合わせたいのかな?青のソニックで、白のソニックでは無かったんやねと。

行きが883系なら、帰りは787系のきらめきに乗ったらいいやん みたいな事を言ってきますが、
僕は違う列車に乗るために待ちたくないな。
帰りは丁度良い電車に乗れて21時頃に黒崎着。これくらい早く帰れると楽。
帰ったら特急乗ってずるいといつものように言われました。

セミナーの内容は、歯が原因では無い場合の、歯痛について でした。

非常に勉強になりました。 

患者さんの感覚では、歯に痛みがある。
歯に痛みがあっても、歯が原因では無いこともあります。

筋・筋膜性の歯痛
これは分かりやすいので、以前から説明もできてました。
例えば咬筋に痛みがあるのに、異所性で歯に関連痛として痛みを感じる。
今月初旬、たまたま自分の次女がこれで来院しました。
下の奥歯が痛いと言って来たのですが、筋肉痛を歯の痛みと間違うこともあるんだよ と説明。

他にも神経血管性や神経障害性の歯痛などいろいろあります。
原因が歯科の分野では無いのですが、歯痛として現れるので、歯科でも知識は必要。
医科で異常なし、歯科でも異常ないと言われて、でも痛くて患者さんが困る。
医科の専門医に紹介できる知識は必要だし、何より歯科で余計な治療をしない事。

こういった非歯原性の歯痛というのは、少なからずあります。 
筋膜性だったり、上顎洞性(風邪の時になる歯痛)は、分かりやすくこれまでも問題なかったと思います。
今回教わった神経血管性の群発頭痛に関しては知識はありませんでした。
神経障害性歯痛で、三叉神経痛、舌咽神経痛、帯状疱疹性神経痛などの特徴は頭に入ってはいたのですが、分かりやすく整理できて良かったです。

今までは、歯が原因なのか、原因不明の場合は、歯を削るなどの治療をいたずらにしないことに注意を向けてました。
これからは、問題を解決できるように原因についてある程度の予測ができて、しっかりした紹介先に行って頂けるように勉強が必要だと実感しました。 

今回は途中までで講演も終了、続きは後日あるとのことで、絶対に参加します。 

一般の方向けの本になりますが、購入しましたので待合室に置いておきます。
少し難しいですが、いろいろと症例も載ってますし、このような症状のある方には非常に参考になると思います。

 

 

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