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3.302015
スポーツマウスガード 手順?
このブログで歯科について載せるのは、だいたい機器の導入時や、その時の機材、治療法の記録です。
僕のための日記です。
ブログ内で検索すれば、いつどうだったか写真付きで見れるので、便利です。
他に医療機器の保守点検計画、記録表というやつに記録もするのですが、書類は後でざっと見返す時に、写真が無いので。
歯科のきちんとした内容は、他の良いサイトで。
ネット上には、デタラメな情報がたくさんあります。
歯科についても同様です。ネット上からまともな情報を得るには注意が必要です。
ちなみに、このブログは、何の参考にもなりません。
スポーツマウスガード
スポーツをしている時の外傷から、歯や周囲組織を守るための物です。
競技によって保護すべき部位が違ってくるし、競技中に他者とコミュニケーションをとる必要がある場合は、舌の邪魔にならないようにしないといけない。
いろいろ理論的な形はあると思います。
これは、現状の作り方の記録です。
まずは、型取り
辺縁までとれてることが重要。
下では不十分。
でも、今回は自分の歯型で、サンプルなのでよしとします。
模型を作ったら、設計図を書き込む、分離材を塗布し乾燥させる。
まずは、一層目の材料のプレス
希望のカラーの物、3ミリの材料が一般的 厚くしたい場合は5ミリもある。
一層目
これを、トリミングして、研磨して、エア抜きのための穴を開ける。
二層目がきちんと接着するように、一層目の脱脂をしっかりする。
石膏部分には、再度分離材を塗布した方が、二層目がきれいになる。
この分離材が、一層目につかないように注意。
前歯部開咬、叢生、歯間離開、下顎前突等ある場合は、二層目の前にシートを部分的に追加することもある。
次は、二層目 2ミリか3ミリを使用
一層目、二層目間に気泡が入ってしまった場合は、廃棄して一からやり直す。
再度、トリミングする。
口腔内で咬合面を合わせる場合は、研磨、洗浄もしておく。
3ミリを2枚、6ミリ分プレスしても、部位によっては、3ミリ以下になる。
咬合面を装置で軟化させ、噛み合わせをつくる。
口腔内で直接合わせる方が合う。
その後、余計な部分をトリミングして、研磨する。
実際の使用感についてのフィードバックは大事。
改善点がある場合は、調整するか、作り直す。