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11.12016
唾液検査
口腔内の状態を把握するのに役立つ機器を導入しました。
患者さんには、少量の洗口用水で10秒軽くすすいでもらって、紙コップに出してもらうだけです。
その試料を元に、機器で測定します。
試験紙に反応させて、それを測定機器で読み取ると、平均値からのずれが数値となって出てきます。
データはPC内に取り込まれるので、即日プリントしてデータをお渡しできます。
データは保存されていき、今後の変化をみることもできます。
測定されるものは、むし歯菌、酸性度、唾液の緩衝能、潜血、白血球、タンパク質、アンモニアです。
むし歯になりやすい状態か、歯周炎で炎症が起きているか、口臭があるかなどが、大まかに分かります。
現在はスタッフで試用している段階ですが、思わぬ所で悪い値が出てきて、自分で気付いていない注意点を知る事ができて良いです。
試験紙もそれなりの金額しますので、何度も何度も試すのは費用がかかりますが、しっかり練習してミス無く活用できるようになったら、患者さんにも案内しようと思います。