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シェードガイド カスタム編

コンポジットレジン の色を決めるのに使うシェードガイド。
メーカーの既製品もありますが、何となく色味が違ってたりする。

同じシェードでも、メーカーによって色が違うので、メーカー間の比較をしたい場合は、複数シェードガイドが必要。そして、あまりあてにならない。

自分がよく使う色で、メーカーを混ぜて、ガイドを自作したい。

そこで、カスタムシェードガイドを作るのが一般的。
男子は、このカスタムということばに惹かれますが、単純に、使っている材料をそれぞれ固めるだけです。

今回は、同じ色でメーカーや製品間の色の違いを見れるように作りました。

まず、一つのメーカーの色の中から、いくつか色を選択。
フロー系のものと、ペースト状のもの 同じA3やA2という規格でも色が違うのでそれぞれ入れる。
これに、別のメーカーのA3,2 も入れる。
あとは、 OA系の3,2も入れる。 

まだ他にも色はたくさんあるけど、今回はメーカー間やペースト・フロー間の比較のための物なので、色を限定して作成。


  
同じA3やA2でも、完全に色が違うので、微妙な色の調整がしたい場合は、メーカーを変えて選ぶという選択肢があって、そのためにはこれが役立つかな。 

 

厚みによる色の違いがわかるように、斜めになっているのですが、これは微妙。

今回は明るい色は入れてないので、ホワイトニング後に使ったりする色のガイドも作ってみよう。

エンプレスダイレクト 右上のグリーンのラインの物。
これは普段使うものと全く色味が違う。
海外メーカーだからか?

左下は、今は亡き、エステライト プロ 同じ様な自費用の材料ですが、色味が違うので両方あっても困らなかったのですが、エステライトの後継の物が優れてそう。
一応、シェードガイドだけ作って、エンプレスはいったん終了かな。

色を見たり、伝えたりするのは大変。
測色する機器が出ていますが、まだもう少し様子見。
被せ物を作る時のシェードガイドはいくつかあります。
保険診療で作れる物は、色が数種類に限定されるので、一つガイドがあれば事足りますが、自費診療の場合はいろいろと考えないといけません。
たぶん、写真以外にもある。

VITA が古くなってケースが破損したので、新しくVITAを買いなおしたら、色が以前のと違ってたので、そこから数が増えていった。
どれが、一番使い易いか、伝わり易いか、と試すけど、結局VITAに戻る。 

一番下のやつは細分化されてて、短時間で見極めていかないと、じっくり見てたら迷宮入する。
ぱっと見が、一番。上手にできれば、いいのですが、難しい。

なので、結局は一番クラシカルな物を使用。
古いVITAを引退させれるように、もっと正確で簡単な物を探したい。

VITA 3D マスターは大学にいた頃に使ったことがありますが、医院で試していないので、新しいモデルを一度試してみよう。
これは、ホワイトニングのモニタリングにも使えるかも。 

形成された歯の色を見るシェードガイドは一つしか持っていない。

これのみだと迷う必要なし。これ以上増やさない。

とりあえず、現状を記録。

きちんと整理してなかったのですが、これからはもっともっとシンプルにしていく予定。
技工師さんに色を伝えるための物だけど、技工師さんが来て見てくれます。
技工師さんが来れない時や、ちょっとの修正が必要な時のためのガイドってことになると、シンプルなシステムが一番。

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