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2.92016
絵本 待合室
小さなお子さんに、歯磨きの大切さを理解してもらうことは、難しいと思います。
我が家では、歯が生えてきた時から、習慣にしてしまうことを優先しています。
親がしていることを子は真似たがる。
なぜ必要か分からないうちから、生活の一部にしてしまう。
たまたま、歯ブラシを口に入れることを嫌がらなかったので、習慣にすることは難しくなかったです。
でも、歯ブラシを嫌がった場合は、どうしたら良いのだろう?
その子に合わせた対応が必要だと思いますが、どうするのがその子に向いているか、たぶん親にしか分かりません。
ヒントになったり、手助けになったりしてくれるといいなと思い絵本を置いています。
小さな子向けの物
ちょっと大きくなってからの物。お父さんお母さんに向けた説明にもなっている。
リアルな口の中の写真満載 表からは子ども向け
裏からは 保護者向け
普通の絵本仕立て
保護者向けで分かりやすい本 磨かせてくれない子へのテクニック等が書いてあります。
他に歯磨き以外のいろいろな本、雑誌があります。
診療でなくても、医院に来ていただいて、いろいろと読んでもらえると嬉しいです。
貸し出ししてますので、ご自宅で読んでもらっても良いと思います。受付に申しつけください。
娘3人は、嫁さんのおかげで、虫歯も無く育ってます。
僕は何もしてあげてません。介入せずにどうなるかをみたいから。
歯ブラシ、フロスと、歯磨き粉と、フッ素の洗口液を与えてはいます。
歯の面全てを磨けば良いという大雑把で当たり前なことしか伝えてませんが、歯磨きの習慣は全員にありますし、ある程度大きくなるまでは、嫁さんの仕上げ磨きは続けています。
今まではこれで良かったのですが、息子は、虫歯になっちゃいました。
上の娘たちと歯並びが少し違って、前歯と前歯の間に隙間がない。
ぴったりついている場合は、フロスを使用する等の対処が必要なのですが、言い忘れてました。
半年前に嫁さんが気付いて慌てて治療しました。
嫁さんが毎日磨いてても、小さな歯の小さな虫歯は、なかなか気付かない。
穴が開いた時には、内部では、すでにある程度の大きさになってます。
虫歯になった一番の原因は、おそらく炭酸飲料(酸性、糖)とお菓子(糖)かな?
上の娘たちの時は、そんなにあげてないから。
ダラダラと飲んだり食べたりするのが良くないのに。
ステファンカーブ。
歯磨き以前の問題で、歯が溶ける環境にさらされすぎてた。
虫歯以降は、炭酸飲料をなるべく与えないようにはしてました。
でも、時々、ねだられて。
口にはブドウのハイチュウ、手にはファンタグレープ。
最悪です。
僕の後ろで、何やらしてて、急に立ち上がって、手すりで頭を強打。
泣きはしないけど、テンションがドンドン下がり、帰りたい。
とグズリだす。
面倒だから、ジュースとお菓子でゴマかす。これがダメな親の典型です。僕ですけど。
瞬間的には子供を笑顔にはしたけど、体にも良くないし、虫歯になると子供を後で苦しめます。
ジュースやお菓子でごまかさないように、僕も頑張らないと。
虫歯になる前よりフロスの使用頻度は多いし、フッ化物洗口を毎日しているので、環境は改善されているけど、油断したらダメですね。
歯磨きをしても、こういう食生活なら、やっぱり虫歯になる。
歯磨きも、食習慣も、どちらも大事。
自戒。