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10.62017
ホームホワイトニング
当院では、スタッフにもホワイトニングをしてもらいます。
無理やりではなくて、聞くとみんな希望します。
元々白くしたいと思っているようですが、
経験してもらう理由は、自分で経験した方が患者様にきちんと説明できるからです。
矯正治療が終わったスタッフと、新しく入ったスタッフと、僕の実験が重なり、
医院では3人が実行中。
ホームホワイトニングする前に、歯石や着色はきれいにとって、
歯型をとり、上下のマウスピースをプレスして作製します。
処置前に写真で歯の明るさを記録。
ホワイトニング用のシェードガイドがあります。
上の物が被せ物を作る時に使う普通のシェードガイドの一部。
下の物がホワイトニング用。色味は関係なく明るさで並んでます。かなり白いところまであります。数字だけで表示。
普通の日本人はだいたいA3くらいです。上の右端。
ホワイトニング用に照らし合わせると、だいたい6~7の間でしょうか?
ホワイトニング初体験のスタッフの記録。
ホワイトニング前
普通のシェードガイドを合わせると、A3くらい。平均的な歯の色だと思います。
開始後2週間経つと、だいたいA1くらいにはなっています。
写真では伝わりにくいですが、A1となると、実際に見ると十分白いです。
最初の1〜2週間は変化が分かりやすくて、本人も楽しそうでした。
ここで止めても良いし、まだまだ白くしたいなら、自分で継続すれば良いです。
色の変化はやはりホワイトニング用のシェードガイドが見やすい。
開始後3週間
ある程度白くなってくると、色の変化は起きにくくなりますが、それでも地道に白くはなります。
この写真だと 3と4の間 くらい。
ずいぶん前にホワイトニングした他のスタッフ達は、今でも 2 くらいなので、
このスタッフもまだまだ白くしたいようです。
写真で見ると変化は分かり難いかもしれませんが、
実際の口元はかなり明るくなってます。
シェードガイドで3段階白くなっています。
人によって色の変化の仕方がマチマチです。
白くなりにくい歯の人もいるので、どんな人でも希望の色になるわけでは無いですが、
必ず最初よりは白くはなります。
期間が長くかかるのも、自分でするのも面倒なようで、
空いた時間に薬剤を入れたマウスピースをつけるだけなので、
慣れれば、何てことないです。
当院では、オフィスホワイトニングもしています。
それぞれ利点、欠点はあります。
結婚式の直前など、すぐに効果が無いと困るのであれば、オフィスでするしかないです。
時間に余裕があって、マウスピースを許容できるなら、ホームホワイトニングは
マイペースにできて良いと思いますし、マウスピースがあれば、
いつでも薬剤だけ追加購入して、再度ホワイトニングができます。
白い状態を自分で維持できるのは良いことですし、何より自分でする分、費用が安く済みます。
ホームホワイトニングは、当院でも何年も前からしていますし、スタッフもずっと試行錯誤してきました。
地味ではありますが、ホワイトニングするのに良い方法だと思います。
ところで、僕の実験は、してはいけない事をするという実験。
高濃度のジェルで長時間や、量を多めに入れて歯茎まで漏らしたり、ジェル使用後すぐに着色しやすい飲み物飲んだり。
当たり前だけど、しない方が良いという結論。
何とも無い事もあるけど、歯がしみたりします。
それのリカバリーの方法を検証するのも実験の内。