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7.242014
むかし話
そろそろ人生の半分が過ぎようとしているので、ここらで自分の反省会をしようと昔を思い出そうとしました。
が、昔の記憶がびっくりするくらい無い。
新しい事を覚えると、昔の事を忘れるようで、恥ずかしいが、小学生頃の記憶もほとんど無い。
中学生頃の記憶さえ怪しい。
なので、写真が頼り。
実家に行った時に、埋もれている写真の一部を母親に出してもらいました。
何か様子が変です。そう、日本ではありません。
この頃は、父の留学の関係で、アメリカに住んでました。
なので、アメリカの幼稚園です。
小学生の高学年までのことは思い出せないのに、写真を見ると、なぜか、この頃の記憶は少し蘇ります。
ここでの生活が僕をつくり、この後の人生にいろいろと影響を与えました。
アメリカの幼稚園は、自由。
同じ時間に、皆バラバラのことをしてる。
音楽、絵、運動等、好きなことをする。
自主性を育てるのでしょうが、僕は何がしたいわけでも無く、ただ遊んでいたと思います。
何かしたいことはあるか?と何度も聞かれたことを覚えてます。
ずっとしたいことが見つからないダメな子でした。
お友達。
仲良く遊んだ事も、彼の母親に怒られたりしたことも思い出しました。
僕の記憶の中で、父の車といえば、これ。
この車で、いろいろな所に連れて行ってもらいました。
ハイウェイが無料だから、遠い所にも行きやすい。
その分、父は相当な長時間、長距離を運転していたと思います。
でも、僕にとっては、荷物をたくさん積んで、楽しい旅に出かけるというイメージ。
これの影響からか、昔から、自分で車を買うなら、まずはステーションワゴンが欲しいと思ってました。
最近は、車に自転車積んで、山に出かけてます。
ワゴンは買えないが、ミニバンで、荷物積んで、遊びに出動!
まぁまぁ、近付けてます。
1歳4ヶ月の弟が写っています。
後ろにスタイルの良いアメリカ女性が写っています。
もちろん母親ではありません。住んでたアパートの住人です。
この写真を見るとアパートの中というのがわかります。
アパートの中にプールがあるので、泳ぐ機会も多く、自然と泳ぐ事が好きになります。
僕は、今でも泳ぐのは得意だし、好きです。
この写真の弟は、2歳半。
飛び込み台から走って飛び込んでます。
写真では見つけられなかったですが、きれいに前転して飛び込んでいたのも僕は覚えています。
そして、腕に浮き輪を付けたまま、プールの底まで潜水してました。
5歳の僕は、2歳半の弟を見て、運動ではかなわないと自覚しましたし、
運動神経も根性もある弟が羨ましかったです。
楽しい生活も終わり、日本に帰ってきたら、周りの皆ができることを自分はできない。
団体行動ができない。運動会なんて何していいか分からない。
お勉強なんて、さっぱり分からない。
何とか普通になれたのは、小学5年生くらいだったと思います。
日本になじむのに一生懸命で、ペラペラだった英語はあっという間に、すべて忘れました。
最低限、英語だけでも覚えておけばと後悔してます。
写真を見返すと、今ある自分のルーツが分かるし、面白いです。
そして、今の自分を理解してもらうのに、昔の事は大事だと思います。
僕も子供の写真は、どんどん撮って、しっかり残していきたいです。
僕は、この写真のおかげで、今僕が少し変なのは、この時期の影響もあると嫁さんにプレゼンできます。
言い訳になりますが。