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リステリン のすすめ

1895年に世界初の口腔洗浄薬として歯科医院向けに販売を開始し、1914年には一般向けにも販売されるようになった とあります。
かなり歴史は古いです。

僕は少しだけアメリカに住んでいた時期があったのですが、その時、風邪をひいたら、母親からリステリンでうがいをさせられました。
あれは拷問でした。刺激がきつすぎる。風邪よりも、うがいがきつい。
風邪の時のうがい用じゃないと思うんだけど。
アメリカ人はとんでもない物を口に入れるという印象しかありませんでした。
お菓子なども自分が食べれる物なんて皆無でした。クセがすごい。 

日本での発売は、1986年から。
その前に僕はあの拷問を味わっていたので、日本の薬局であれを見た時は恐怖で固まりました。
30年以上前の記憶なので怪しいですが、オリジナルはあまり変わってないと思います。
色は、おしっこの色と記憶してるので、ちょっと変わったかも? 

リステリンは、エッセンシャルオイルから作られてます。
タイム ハッカ ユーカリ ウインターグリーン 
それぞれの殺菌消炎効果で、歯垢の沈着や歯肉炎、口臭を予防します。

口腔内の細菌はバイオフィルムというのを形成するので、それが殺菌する時の障害になります。
バイオフィルムに対して、どれくらい効果があるのかが重要。

よくある塩化セチルピリジニウムやクロルヘキシジンの洗口液と、リステリンの効果を比較すると、
前者は、60秒で27.9% 後者は30秒で75%の効果があるようです。

全てにおいてリステリンが優れているわけでは無いです、別にお勧めできる洗口液も医院で用意はあります。
リステリンの良いところは、近所の薬局でも買いやすいということ。

当院では、最近は、治療前にリステリンでうがいをして頂くようにしてます。

院内感染の予防も期待してですが、患者さんにも、こういった物で洗口するのも良いと知って頂くためでもあります。

以前と違い、刺激が少ない種類が出たので、それで医院で使い始めることができました。
医院で使っているのは、緑茶ミント。
市販では無いので、ご希望があれば販売もできますが、別の低刺激のものは薬局でも売っています。

ぜひ使用していただきたいです。

僕は、今では少々の刺激は問題なしなので、

これを使ってます。歯石の沈着予防も含まれてお得だから。
 
先日、高校生の患者さんに試してもらったら、きつすぎると言われました。
慣れれば問題無いのですが、ちょっと刺激は強めです。こちらも試してみたい方はおっしゃってください。
低刺激と比較してもらって、それから向いている物を薬局で購入されると良いと思います。

 

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