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定期的な作動チェック

外科処置をする際に、既往歴や投薬の状況により、検査が必要な場合があります。

当院で測定できるのは、血糖値とPT-INRです。

PT-INR は、ワーファリンを服用している患者さんの外科処置の際に測定します。
ワーファリンを服用していると、止血しにくいので、当院できちんと止血できる範囲にあるかを知るためです。
お医者さんからデータを教えて頂きますが、ギリギリにコントロールされている場合、外科処置前に値が変動している可能性もあるので。

血糖値を測定する機器は、よくある家庭用と同じと思います。
PT-INRを測定する機器は、一般の方には必要無いので特殊かもしれません。
これも簡易的なものですが、こちらで測定してもお医者さんのデータと一致するので、良い機器だと思います。

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これを時々、作動チェックします。
思い込みがあるといけないので、毎回説明書を見ます。

血糖値もPT-INRも、血が必要なので、穿刺します。
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指先の側面当たりに、針を刺します。
専用の道具で刺すので、全く痛く無いです。
でも、ちゃんと血は出てきます。
手をマッサージして、それから刺すと良いみたい。

血糖値を測定する機器は、わずかな血でも測定できます。

でも、PT-INRを測定する機器は、少し多めでないと測定できないです。
テストストリップを機器に差し込むと電源が入ります。

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これだけあれば十分。多すぎるくらい。
緑色に光るポイントに血をたらします。
そうすると、血が機器内部に向かって流れていきます。

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奥まで流れないと測定できません。
写真に2枚のテストストリップが写ってますが、左は測定不可能。
右の様に、3カ所の測定する部分まで届かないとダメです。

血の量は、刺した後の指先のもみ具合で調整します。
決して、深く刺すわけでは無いので、痛みが無いのは一緒です。

この日は、いろいろと試したくて、6カ所ほど刺しました。
針は1度しか使えない、使い捨て。
机の上に、刺した後の針が、ごろごろ転がっていたら、ちょっと怖い。

機器を斜めにしたり、上に向けたりして測定したらどうなるか試したかったのですが、今回は諦めました。
刺すのは何回でもいいのですが、テストストリップが何気に高価なので。

次回の作動チェック時まで持ち越し。残念。

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