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7.152008
歯周病と全身疾患 2
歯周病と糖尿病
糖尿病は全身に様々な影響を及ぼす全身疾患で、もちろん歯周組織にも影響を及ぼします。血糖値の高い状態が長く続くと歯周組織に炎症を起こしやすくするだけではなく、歯周病の進行を早めることが知られています。糖尿病の方は、そうでない方よりも細菌感染しやすくなったり、創傷治癒が遅くなることもよく知られています。糖尿病に伴う好中球の機能低下、微小血管の障害、コラーゲンの代謝障害が歯周病の重篤度に深く関係しているのではいかと言われています。
糖尿病の方は易感染性で感染しやすい上、口腔内に炎症を起こすと治癒も遅いです。日常の口腔ケアが非常に重要になります。